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化粧品などのナチュラルサイエンス　北海道白老町に工場進出

2011年5月11日（水）配信の化粧品ニュース

　北海道白老町は、化粧品・医薬部外品の開発・製造をしている希松（東京都中央区）グループのナチュラルサイエンスが、白老町石山工業団地に工場建設を検討していることを９日明らかにした。

　今回の進出は、安全性の高い高機能の製品づくりを進めているナチュラルサイエンスが、自然素材や原材料が確保できる白老町の優位性を評価したもの。

　用地は石山工業団地に約７８００平方メートルを取得。投資規模は約１億〜３億円。雇用者数は２０人程度。化粧品および化粧品原料の製造を予定。来年度の操業を目指し、着工は年内予定。また、第１期工事に続き、３年後をめどに拡張工事に着手する意向。

　希松は１９９２年に創業。東京の２工場で基礎化粧品、医薬部外品などの企画、ＯＥＭ供給などで事業展開している。また、自社製品は安全性の高い、高機能の商品づくりを心がけており、人の体にやさしい自然に近く、幅広い年齢層から支持を受けている。今回、立地したナチュラルサイエンスは、９６年に設立され、自社で研究開発したオリジナル化粧品の通信販売、卸売りなどの事業を促進している。

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