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バラフ:原料に使い化粧品 保湿性とビタミンに着目−−東洋新薬 /佐賀

バラフ:原料に使い化粧品 保湿性とビタミンに着目−−東洋新薬 /佐賀

2011年4月23日(土)配信の化粧品ニュース

 佐賀大のブランド野菜「バラフ」を原料に使った化粧品が開発された。バラフの保湿性や天然ビタミンに着目した美容液で、ナチュラル志向の女性層も意識した商品。今秋に発売するという。バラフの化粧品への利用は初めて。
 開発したのは、化粧品や健康食品を受託製造している東洋新薬(本社・福岡市)で、鳥栖市に製造・研究本部を構える。19日に佐賀大で会見した高垣欣也専務は「非常に魅力ある原料で、ナチュラル志向にも合う」と開発理由を語り、5月に横浜市である化粧品産業技術展に出展する。
 美容液は受託製造を中心に自社販売もする予定で、自社販売価格は50グラムで5000円前後を想定。受託、自社販売を合わせ、初年度に1億円の売り上げを目指すという。
 バラフは南アフリカ原産の植物「アイスプラント」を佐賀大農学部が野菜化し、ベンチャー企業「農研堂」が販売している。表面が水滴のようなもので覆われ、これまで菓子などに用途を広げていた。【姜弘修】

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2011年 4月 3月
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